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献血リポート!

  • 5月13日
  • 読了時間: 4分

2026/05/13

 皆さんこんにちは!突然ですが、献血をしたことはありますか?この記事では実際に体験した学生の様子と感想を交えて献血について紹介していきたいと思います。


 献血には大きく分けて二つの種類があります。まずは、その二つについて説明していきます。


【全血献血】

 血液中の赤血球・白血球・血小板・血漿といった全ての成分を献血する方法。400ml献血と200ml献血があります。400ml献血はより多くの血液を提供できるため推奨されています。

【成分献血】

 成分採血装置で血小板や血漿といった血液中の液体成分だけを採血し、赤血球を再び体内に戻す方法です。この献血方法は、回復期間が短い液体成分だけを採血することでより短い期間で献血を行うことができます。全血献血(400ml)は献血した後男性の場合12週間後から、女性の場合16週間後から献血が可能なのに対し、成分献血では男性女性共に8週間後から献血が可能です。


 これらの献血を行うに当たり満たしていなければならない基準が存在します。当日にこれらの条件を満たしていると献血ができるようになります。


〇献血の条件

共通の基準

  • 最高血圧:90mmHg以上180mmHg未満

  • 最低血圧:50mmHg以上110mmHg未満

  • 脈拍:40回/分以上100回/分以下

  • 体温:37.5℃未満

その他、献血量によって条件が異なります。

200ml献血条件

  • 年齢:男女共に16-69歳

  • 体重:男性45kg以上、女性40kg以上

  • 血色素量:男性12.5g/dL以上、女性12.0g/dL以上

400ml献血条件

  • 年齢:男性17-69歳、女性18-69歳

  • 体重:男女共に50kg以上

  • 血色素量:男性13.0g/dL以上、女性12.5g/dL以上

年間総採血量や年間採血回数などの詳細は日本赤十字社ホームページにて確認してください。


〇血液型について

 日常生活でもよく聞く血液型ですが、血液型はどのようにして決定されているかご存じですか?

 血液型は赤血球の表面にある抗原によって決定されます。抗原とは、病原性のウイルスや細菌、花粉などの生体に免疫応答を引き起こす物質でこれらは抗体と反応し、体内での病気の予防や発症などと密接に関係しています。

 血液型にはABO血液型やRh血液型やまれな血液型が存在しますが、輸血に重要なのはABO血液型とRh血液型です。

  • ABO血液型

 ABO血液型はA型、B型、O型、AB型の4種類に分けられます。

 A型はA抗原、B型はB抗原を持ちます。一方O型は抗原を持たず、AB型はA,B抗原のどちらも持っています。また、血液中には血清という液体成分も含まれ、A型の血液中の血清にはB抗原と反応する抗体(抗B)が、B型の血清中にはA抗原と反応する抗体(抗A)が含まれています。O型の血清中には抗A,Bの両方がありますが、AB型の血清中にはどちらの抗体もありません。(下表参照)


抗原

血清中の抗体

A型

A抗原

抗B

B型

B抗原

抗A

O型

抗原を持たない

抗A、抗B

AB型

A抗原、B抗原

抗体を持たない

 抗AはA抗原と反応し、抗BはB抗原と反応します。そのため、A型の血液とB型の血液を混ぜると凝集してしまいます。血液が凝集してしまうと命の危険に繋がるため注意が必要です。

 基本的には同じ血液型同士であれば血液が凝固することはありません。違う血液型同士であれば、輸血者の血液型と受血者の血液型の組み合わせによって血液が凝固する可能性があります。O型の血液が一番輸血しやすいと言われる理由はO型の血液が抗体を持たないため、どの血液型の人に輸血しても血液凝固が起こらないからです。(下表参照)



受血者の血液型



A型

B型

AB型

O型

輸血者の

血液型

A型

×

×

B型

×

×

AB型

×

×

×

O型


〇献血の流れ

 ここからは、実際に学友会メンバーが体験した献血(全血・400mL献血)の流れをご紹介します!

 受付で名前と予約時間を伝え、問診票に記入をし終えてから血圧、体温、体重の測定を行います。先ほど紹介した献血の基準を満たしていると、医師による問診へと案内されました。問診後、ヘモグロビン濃度や血液型を測定するために指先に針を刺し血液を採取します。その濃度が採血基準を満たしていれば献血を行うことができます。

 献血前にはスポーツドリンクが一人一本渡され、水分を補給するよう促されました。その後献血ベッドに案内され、献血が始まりました。針を刺す痛みはあまり感じず、献血ベッドにはテレビが設置されていて献血中も快適に過ごすことができました。献血中にも水分をこまめに取るようアドバイスを受けました。献血は10分ほどで終了しました。

 献血が終わると、看護師と体調について話した後15分ほど待機室で安静にするように促されました。待機室には無料で飲み物が飲める自販機が3台と、多数の漫画や雑誌などがあり快適に過ごすことができました。献血が終わるとお菓子、歯ブラシと歯磨き粉、血液型が書かれたストラップをいただきました。



〇まとめ

 献血と聞くと初めは不安や抵抗を感じる方もいるかもしれません。しかし、実際に献血ルームに足を運んでみると、そのイメージとは異なり、落ち着いた雰囲気の中で安心して過ごすことができました。

 多くの人の命を支えることに繋がる献血。ぜひ一度、体験してみてもらえたらと思います。







>参考文献

 
 
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